概要

Adobe PhotoshopとIllustratorには、Creative Cloudにアップデートされて以降も、続々と新機能が投入されています。しかし、日々の業務に忙しく、なかなかキャッチアップできていないデザイナーの方も多いのではないでしょうか。

この講座では、PhotoshopとIllustratorに2015年以降搭載された新機能にフォーカスをあて、Webデザイン作業を効率化するテクニックを6時間で丁寧に網羅していきます。

修了目標

本講座の受講修了時に、以下のスキル習得を目指します。

• CSS3が理解できるようになる。
• スマートフォンサイト作成方法やiPhone、Androidではまるポイントを理解できるようになる。
• 効率のよい開発フロー、スマートフォンに適したユーザーインターフェース（UI）設計などを理解できるようになる。

カリキュラム

この講座で学習する新機能の具体例

Photoshopにはアートボードの機能が追加され、ひとつのドキュメント内で複数のデザインカンプを同時にレイアウトすることが可能になりました。
また、画像の書き出し方法が格段に進化し、レイヤーパネルから個別のレイヤーやグループごとに画像を書き出すことができるようになりましたので、スライスを切る必要はほとんど無くなります。

Adobeが無償配布しているiPhoneやiPadのアプリと連携し、撮った写真をすぐにベクター化してPhothshopにとりこんだり、Phothshopで制作中のデザインカンプを、iPhoneやiPadの実機でリアルタイムに確認することもできるようになっています。

さらに「デザインスペース」というWebデザインに特化したシンプルなユーザーインターフェイスが発表されたことにより、Fireworksユーザーの方もPhotoshopに馴染みやすい環境になったと言えそうです。

Illustratorについても、「IllustratorをWebデザインに使うなんて」と躊躇される方もいらっしゃるかもしれませんが、実は制作前の設定次第で、十分実務に耐えうる精密な作業が可能なアプリケーションです。
Illustratorは、近年注目されている「SVG」の制作にも非常に向いており、Webデザインカンプ作成に利用するデザイナーは増加傾向にあります。

そして、DTPデザイナーの方がよく使う「段組設定」の機能を利用すれば、レスポンシブWebデザインのフレームワークでよく利用される「12グリッド」のベースを非常に効率良く作成することができるなど、IllustratorでのWebデザインも案件によっては選択肢として考慮していきたいところです。

なにかひとつのアプリケーションに限定して仕事をするのではなく、案件によって便利な機能を使い分けたい方、新機能は気になるけれどなかなか試すことができていなかった方に向けて、6時間集中して要点をもれなくチェックしていただける構成の講座です。

＊カリキュラムの進度および内容は、受講者全員の理解度・習得度によって変更される場合があります。

使用アプリケーション

Adobe Photoshop CC, Adobe Illustrator CC

講師

黒野明子

定員

6名(各種申込みサイト合計)

対象

• Creative Cloudの2015年以降に追加された新機能を触ったことの無いWebデザイナーの方
• PhotoshopとIllustratorは、まだCS（Creative Suite）を利用している方
• PhotoshopとIllustratorを使うDTPデザイナーだが、Webデザインについても学びたい方
• FireworksやSketchでWebデザインカンプを制作しているが、PhotoshopとIllustratorのテクニックも押さえておきたい方

料金

29,800円（税込み）

会場

東京・原宿　ロクナナワークショップ

募集締切後のお申込み、お問合せ

ロクナナワークショップ内講座概要ページ から開催前日までお申込みいただけます。

受講規約など

受講希望の方は受講規約およびよくある質問のページを閲覧していただき、ご了承の後にお申し込みください。